mac proが再起動を繰り返す時にする事 - 文系プログラマによるTIPSブログ

突然来る再起動病、怖いですよね〜

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先月くらいからmac pro2008が何の前触れも無く、再起動を繰り返す現象が起き始めました。
酷い時は起動中にデスクトップが表示される直前で再起動をし、それを繰り返す場合もありました。

このように、再起動を繰り返してしまう時に試してみる事があるので軽くまとめてみます。
※ mac pro以外でも同じことが言えるかと思います。

エラーの発生箇所を探す
総評

エラーの発生箇所を探す

再起動が繰り返される現象が発生するのは、必ず原因があります。
まずはできる反映でその原因を突き止めましょう。

メモリエラーを確認

以下の手順でひと目でメモリにエラーが発生しているか確認することができます。
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↑ここでメモリエラーが有る場合、「ECCエラー」と表示されます。
ECCエラーと表示されたメモリは故障している可能性があります。

筐体内のほこりを除去して綺麗にする

mac proならサイドパネルを開けて、メモリのライザーカードごと引っこ抜いて、
メモリとその周辺にほこりが積もっていないか確認しましょう。
他にも、グラフィックボード周りも注意して見て下さい。

そんなの関係あるの！？と思うかもしれません。
しかし、大いに関係あるのです。
現に私の場合はサイドパネルを開けて、グラフィックボード周りとメモリ周りのほこりを綺麗に除去したところ、再起動の現象がぱったりと無くなりました。

恐らくほこりによってエアフローが妨げられ、熱を持ちやすくなってしまうのが原因なのでしょう。
急激に温度が上昇して熱暴走した結果、これ以上動作させるとハードウェアが破損する可能性があるため、自動的に再起動しているかと思われます。

HDDを外してみる

OSが入っているHDD以外にHDDやSSDを接続している場合、OSが入っているもの以外を全て外して起動してみましょう。

メモリをギリギリまで外してみる

メモリの不調も考慮し、メモリを2本だけ挿した状態で起動してみましょう。これで直れば不調なメモリが原因です。macproの場合は2本で1組の筈なので、1本だと起動できないかもしれません。

メモリの位置を変えてみる

apple storeでメモリを購入せず、自前でメモリを購入・増設している場合は、メモリの位置を変えてみると状況が改善する事があります。
通常mac proは、メモリ2毎で1組として、対になるメモリの搭載が必須です。
この対になるメモリの種類が変わる事で、メモリの相性問題が解決できる事があります。

USB機器を全て外してみる

USBケーブルを繋いでいる場合、全部外してみましょう。ハードウェアの相性問題であれば、これで解決する可能性があります。

グラフィックボードを変えてみる

もし複数のグラフィックボードを持っていたら、そちらに付け替えてみましょう。

総評

macが再起動する現象は、基本的にハードウェアが原因の場合がほとんどです。
ハードウェアに起因する場合は、致命的な問題なので、OSを止めたりアプリを強制しても、システム的になんら解決する事はありません。だから再起動するしかないのです。
（OS起動時にハードウェア情報をロードするので、そのロード時に解決する可能性がある）

OSやアプリ等のソフトウェアが原因の場合、OSの停止か対象のアプリが強制終了する、という挙動になります。
それらを終了してしまえば問題が取り除けるので、それを終了する事でエラーを解消しようとします。
Finder等のOS組み込みソフトの挙動がおかしい時はOSが破損している可能性があり、
後から追加したソフト（Adobe製品等）の挙動がおかしい場合は、そのソフトが破損している可能性があります。

これら現象から、ハードウェアかソフトウェアのどちらに原因があるかある程度特定できるので、慌てずに現象・状況を確認して対策してみて下さい。
どうしても自分の力で解決できない場合は、Genius Barにいって助けて貰いましょう。
※ Genius Barとはmacのオフィシャルサポートセンターです。状態によって有料ですが解決の可能性は高いです。