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文系プログラマによるTIPSブログ

文系プログラマ脳の私が開発現場で学んだ事やプログラミングのTIPSをまとめています。

【IT】仕事の仕方について改めて考える【プログラマ】

雑談

残業時間が長い人ほど「残業は上司が高評価する」と考えている

就業者においては残業時間が長い人ほど、「上司は残業をしている人を高評価している」と考えていることが分かった。

http://news.livedoor.com/article/detail/8393860/

ライブドアニュースでこんな記事がありました。
私の考えは真逆で、残業=無能、です。

スキルが低いから残業する。
スケジュールを自分で管理できないから残業する。
リソースを自分で調整できないから炎上して残業する。
状況を相手に伝える事ができないから齟齬が発生して残業する。

やはりどの角度から見ても能力があるようには見えません。
但し例外はあります。既に絶賛炎上中のデスマPJに投入された場合は厳しいですね。


これと多少関係している話ですが、今年私が見た残念だった光景があるので紹介します。

権限が無いからできません

彼はこう言いました。権限が無いから自分にはできない、と。
そこで私は彼に権限を与える事にしました。勿論私がフォローするし、失敗時の責任は私が取ります。
これを彼に伝えたところ、こう返ってきました。

「すみません。やった事が無いのでできません。」

これはつまり「権限が無いからできない」のではなく「スキルが無いからできない」のでした。
これを聴いて大問題だなあ、と感じました。私は思わず「では彼は一体いつになったらその作業ができるようになるんだろうか」と思ってしまいました。

権限が無いからそもそもその作業に携われない = 現状では永遠にその作業ができない = 責任が大きい作業ができる日が来ない = 給料は上がらない(というか減る)

という最悪の負のスパイラルが彼には待っているかもしれないです。
これは流石に酷いので、私がフォローしながら徐々に責任の重い作業をさせるようにし、数人の派遣社員の方はその経験を買われて別の会社に正社員として入社して旅立っていきました。

だた、これは彼らに強い負担になっているようです。今までやった事の無い作業を任され、四苦八苦し愚痴も残業も多くなります。
私としてはこれは乗り越えて欲しいと切に願います。そうしないと淘汰される人材になってしまいます。

こう言われたからこうしました。私のせいではありません。

具体的には、お客さんから「日付のフォーマットはYYYY/MM/DDでお願い!」と依頼 が来て、それをプログラムに反映します。
しかしエラーになりました。その時の彼のコードはこうです。

SimpleDateFormat sdf = new SimpleDateFormat("YYYY/MM/DD");

冷静な状態であれば「YYYY/MM/DD」ではエラーになる事に気づき、以下が正解である事に気づきます。

SimpleDateFormat sdf = new SimpleDateFormat("yyyy/MM/dd");

この事について彼に訪ねてみると、「お客さんからそう言われたからそうしただけです。」と言い、自分のせいではないと主張していました。
確かにそうです。彼の責任ではありません。
が、この件で彼の評価は落ちませんが、事態が回避できなかった事で評価を落としました。
相手が言っていた事が誤っていないか、もっといい方法が無いかをこちらから提案して、事態を回避する事ができていたら、評価はぐっと上がるでしょう。

このように、相手の言う事を鵜呑みにして責任転嫁するよりも、現状から一歩進んで問題解決・提案までできたら、自分も相手も周りも上手く仕事が回るようになり、もっと状況は良くなると思っています。

こういう値が来ない前提って言ってたじゃないですか

例えば、コード定義に無い値がDBに入ってしまい、エラーになるケースです。
彼は「こういう値が来ない前提って言ってたじゃないですか」と言いました。
その通りです。彼に責任はありません。

が、そのデータはお客さんの都合ですぐに直せない事が解り、速く対応しないとHTTP500エラーが出続けてしまう状況となりました。彼に落ち度は無いので、結局保守工数を消費して急遽修正し、事態は収まりました。

この件で問題なのは、「想定外を想定していない」点にあります。
彼に落ち度は無いですが、結局彼しかそこを修正できないので、無駄に時間を費やして渋々対応するハメになります。

もし最初から想定外を想定していたら、工数は発生せず、本来の仕事ができていた筈です。
私は最初から想定外を想定し、後で無駄な作業が発生しないよう考慮しておく事をおすすめします。
どんな状態であれ、HTTP500エラーが発生するのは全てバグ、と考えておくと後で楽になりそうです。

自分の考えが無い状態で質問をする

質問をすると答えが返ってくるのが当然である、というのが前提となっている方がいまいした。
質問をする事自体は問題ありません。問題なのは「何も考えていない」点にあります。
私は何も考えずに質問をしていいのは学生まで、だと思っています。

理由は「いつかあなたは質問を受ける側に回らないといけない」からです。
この傾向が見られる方は総じてスキルアップしないので、いつかはできるようになる!と淡い期待を持っても報われませんでした。

この状況では彼が淘汰される人材になってしまうので、必ず「まずあなたの考え聞かせて欲しい」と言うようにしました。
最初のうちは話を聞くと、「そもそもその考え自体が誤っているから根本的に考えを変える」事が多いですが、徐々に思考停止状態が改善され、彼が何故そう考えているのか、彼のどこを直せばいいかが解るようになり、スキルアップしていきました。

問題を提起するが解決策の提示をせず逃亡

あれが問題だ!これが問題だ!と言葉は出ますが、彼は1個も解決する事なくすぐその場を立ち去ります。
後で聞いてみると「解らない」と返ってきます。

問題を提起する事自体はいいのですが、解決策を出さずに消えてしまうと、場を乱すだけで悪い印象を与えてしまいます。
本当は鋭い問題提起なのに、「彼は適当な事言ってるだけだから無視無視」となる場合もあります。
私は問題提起する際は解決策も一緒に提示する事をおすすめします。

このフレームワークは効率が悪いのではないか?

これは前述の問題提起と逃亡の件と同じです。
とあるフレームワークを使い、効率が悪い部分も見つけ、問題を提起します。
が、そこで話が終わってしまい、その後もそのフレームワークが使われ続けました。

ここで問題なのは、今より効率が良いフレームワークを提示し、その使い方を周りに教える側に回れなかった点にあります。
IT業界は栄枯盛衰の速度が恐ろしく速いので、1年足らずで廃れたりします。
なので、自ら新しい技術を身につけ、広める立場にならないといけません。
この業界は他力本願だと絶対思った通りにならないので、自ら動くしかありません。

こういうスケジュールが引かれているから仕方ない

本当はこのタスクを後回しにしてあのタスクを先にすれば効率的で遅延も無かったのになあ、と彼は言います。そこで私は「何故それをその時言わなかったの?」と言うと、「そうなってるんだから仕方ないですよ」と返ってきました。

この件は「自分には権限が無い」と似た件ですね。
意見が有るのに言わない、自分には権限が無いからできないと思い込む。
マネージャーの立場で考えると、実は「その意見を言ってくれるのを待っている」場合があります。
マネージャーも万能ではないので、改善案はバシバシ提案しましょう。

自分のやりたかった仕事と違うからモチベーションが上がらない

これは難しい問題です。
個人的な意見ですが、「仕事を貰っている立場なのにそんな事言えるの?」と思ってます。

これの改善策として、以下があると考えています。

  • 起業して自分の理想の会社を作ってしまう。
  • 自分が目指す仕事内容になるよう自分で変えていく。
  • 今の仕事を速く終わらせ、帰宅後に自分のしたい事をする。

結局は「自分が動かないと理想に辿りつけない」と思っています。

ボトムアップ式に話をしてしまいゴールに辿りつけない

例えば、「このコードなんですが、何故エラーになるのか解らなくて・・・」というケースです。
そのまま話を聞いていくと、そもそも考え方自体がおかしくて、そのままでは絶対にゴールに辿りつけない状態でした。以下のような話の順序になってしまっています。

  1. 質問者「NullPointerExceptionになってしまうんです。」
  2. 回答者「このクラスは何なの?」
  3. 質問者「○○という事をするクラスです。」
  4. 回答者「そのクラスは何のために使うの?」
  5. 質問者「○○という事をするためです。」
  6. 回答者「いや、それはそもそも考え方が誤っているからそのやり方ではだめだね。」

これは詳細な話(ボトム)から徐々にそもそもの話(アップ)を話してしまっています。
この場合、話の順序を逆転して下さい。
「こういう事がしたくて、こういうものを作ったが、こう動いてくれない」と。

これは新入社員の方に非常に多く見られる傾向です。
ボトムからアップに向けて話をすると、コミュニケーションに無駄が発生します。
アップからボトムに向けて話をすると、どの時点で誤ったか最短で分かります。
アップ→ボトムと話す事で、最小限の作業で最短でゴールに辿り着けます。

総評

これらは私自身にも当て嵌る事でもあり、耳が痛い話です。
しかしこれらが残業を引き起こす原因であったり思うようにいかない原因でもあるので、
2014年は自ら行動を起こし、これらを改善していく努力をしていきましょう!!

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