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文系プログラマによるTIPSブログ

文系プログラマ脳の私が開発現場で学んだ事やプログラミングのTIPSをまとめています。

ブログを運用する手段とメリット・デメリットについて(レンタルブログ,WP,VPS,Github Pages)

アフィリエイト ブログ はてなブログ

ブログを始めるには、単純にレンタルブログを利用する以外にも結構色々なやり方があります。今回はそれらについて簡単に紹介してみようと思います。

レンタルブログ

はてなブログ、livedoor blog、アメーバブログなど、一般的によく知られている無料ブログです。当ブログははてなブログの有料プランで運営されています。

レンタルブログのメリット

サーバの運用が不要です。私は開発者なのでお仕事でサーバの運用をしていますが、運用は非常に大変で、常にサーバの状態を監視していないといけません(監視は一般的に自動化されています)。ディスク使用量が80%以上で危険域ですよ〜、アタックされてロードアベレージ・CPU使用率が急上昇してサイト止まってますよ〜、メモリ使用量が閾値を超えて、プロセスがクラッシュしてサービスが停止してますよ〜、HDDが物理的に故障してますよ〜、などなど、自分でサーバの面倒を見るというのは本当に大変な事です。これを全てブログ運営会社がやってくれるというのは本当に楽で有難いことなのです。

セキュリティについても自分で何もしなくても、運営会社が勝手に考えてできる限りやってくれます。

機能アップについても完全に自動です。運営会社が勝手に機能アップしてくれます。アップデートに失敗する事に一喜一憂する事はありません。バックアップも勝手に中の人がやってくれます。

管理画面も標準で提供してくれます。この管理画面の機能アップも自動で行われます。

コミュニティ機能も標準で有している場合が多く、SNSで自分で拡散しようと奮闘せずとも、勝手に宣伝されるようにできています。

PC用の画面だけでなく、スマホ用の画面も用意されています。近年ではPCよりスマホからのアクセスの方が多いので、重要な点です。

レンタルブログのデメリット

html構造がほぼ決まってしまっており、自由にデザインできません。これはつまり広告が貼れる部分が限られている事に繋がります。

レンタルブログサービスが終了すると、全てを失います。しかし今まで有名なブログサービスが終了した話はほぼ聞きません。ブログサービスが終了してしまう確率は、自宅が火事に見舞われるくらいの確率ではないでしょうか。最近のレタルブログは移行を考慮して記事のエクスポート機能が有る事が多いので、あまり気にならないと思われます。

有料プランでないとブログ会社側の広告が自動挿入されてしまったり、広告自体が貼れなかったり、様々な制限が付きます。

CMS

主にWordPressの事を指します。このWordPressにもいくつか運用方法があります。

WPblog、WordPress.com

WordPress無料レンタルサービス!WPblog
Create a website on WordPress.com today

サーバを借りるのではなく、WordPressがインストールされたサーバがあり、そのWordPressのアカウントを借りるタイプのサービスです。サーバ自体にsshする等はできません。

サービスによってはプラグインの追加権限が無い、公式テーマ以外使用不可、等の制限があるので、要注意。

レンタルサーバ会社のWPプラン




WordPressサーバー|ドメイン・レンタルサーバーなら お名前.com

レンタルサーバ会社が運営するWPblogのようなものです。

VPS + 自分でWordPressをインストール



サーバを自分で借りて、自分でWordPressをインストールして、自分でサーバにsshして運用をする方はこれがいいと思います。

CMSのメリット

VPSタイプの場合は全てが自由です。サーバの設定もWordPressの設定も、広告を貼る位置も、あらゆる自由を得る事ができます。プラグインの追加も削除自由、WP自体のアップデートも自由、phpのファイルを直接いじる事もできます。当然データベースも自分でインストールするので、自由にデータベースを設定・チューニングする事ができます。

VPSタイプでないWordPressのレンタルの場合は、サーバ自体のメンテナンスが不要になる点がメリットです。

CMSのデメリット

VPSタイプの場合は、何から何まで自分でやる必要があります。サーバの管理ができない方には相当ハードルが高いです。ディスク使用量が限界まで来た時にどうしたらいいか、等が解らない方は手を出さない方が吉です。

VPSタイプでない場合、プラグインの追加権限が無い場合があったりするので、要注意です。

クラウド+静的ファイルジェネレータ

Amazon S3 + 独自ドメイン

超格安・のストレージサービスであるs3に静的ファイル(html・css・javascript)を配置する手法です。

Hexo等の静的ファイルジェネレータを使って静的ページを生成し、それをs3にアップロードする事で、ブログを作り上げます。ブログを作るというより、静的ページを頑張って作り、それをブログと呼ぶ、という感じです。

s3は格安ですが無料ではありません。また、CDNは無いのでサーバレスポンスは遅いです。

Github Pages(Github.io) + 独自ドメイン

Github PagesはGithubに送信したファイルをwebページとして見せる事ができる、無料サービスです。s3の時と同様に、ローカルで静的ファイルジェネレータを使って静的ページを生成し、Githubにそれらをプッシュする事で記事をアップしています。

こちらは無料です。CNAMEを利用する場合はCDNが有効になるので、サーバのレスポンスは速いようです。

静的ファイルジェネレータのメリット

完全に自由にhtmlを編集する事ができます。デザインも広告も自由です。

そのうえサーバはs3やGithubという超強力な中の人達が運用してくれるので、サーバ運用の必要がなくなります。

動的ページではなく静的ページなので、セキュリティに対しても非常に強いです。

ローカルで記事を書いてpush → CIサーバがビルド → 特定ブランチにマージ → デプロイ、といった、プログラム開発をするのと同じやり方でブログを運用する事ができます。

サイトマップxmlやRSSのフィード生成する事ができるジェネレータも存在します。

gitで管理するので、各記事のバージョン管理ができ、履歴の閲覧や記事の差し戻し等も用意に行えます。

静的ファイルジェネレータのデメリット

プログラムの知識が無い方にはまず無理な運用方法です。ハードルが非常に高いやり方です。

初期環境構築がちょっと面倒です。特にCIで自動デプロイまでやろうとすると、そこそこ大変です。

レンタルブログやWPが提供してくれる付加価値が全くありません。自分のサイトや記事を宣伝してくれる事もありません。

.htaccessは使えないので、慣れているRewriteRule等を直接使う事はできず、301リダイレクトをする事はできません。代わりにジェネレータのpluginを使って擬似的にリダイレクトする事になります。

スマホ用の画面も自分で用意する必要があります。基本はレスポンシブデザインが必須になるのですかね。昨今ではPCよりもスマホ閲覧の方が割合として多くなってきているので、モバイルファーストでデザインしていく事になるでしょう。

雑感

プログラムの知識が無い方は、レンタルブログ+有料プランが最も良い選択肢だと思います。デザインの自由が奪われますが、記事を書くことだけに集中する事ができます。私は仕事ではサーバの面倒を見ていますが、プライベート仕事みたいな事をしたくないので、私はレンタルブログ+有料プランで楽しています。

WordPressについては私は触った事が無いのでよく解りません。WP本体のバージョンアップをするとあのプラグインが動かなくなった!等の問題が発生しそうです。

最後に静的ファイルジェネレータですが、ブログ運用の最もモダンなやり方はクラウドサービス + 静的ファイルジェネレータ」です。サーバの運用のみを相手に任せ、サイト自体の作りは完全に自由です。ある程度汎用的な形式で記事を書く(テンプレートに沿って記述する)ので、特定ベンダーに依存(ベンダーロックイン)しないよう作る事もできます。プログラム知識がある方たちにとっては待ち望んでいたブログ形態なのではないかと思います。

静的ファイルジェネレータの場合のSEOについてですが、そもそもブログのSEOで動的要素って無いなあ、と私は思います。特定パラメータがついた場合だけtitleタグが変わる等、ブログの場合はほとんど無いんですよね。そう考えるとtitle・descriptionについてはあまり気にする必要が無いと思います。一般的なブログ内容にはajax等の動的コンテンツはあまり必要ないので、以外とSEO面で気にする事は無いのかな?と思います。

現状だとGithub Pagesが一般的で、CDNによるキャッシュも効くのサーバのレスポンスも速いようです。無料というポイントも◯。しかしGithubというベンダーにロックイン(依存)するのが個人的にちょっと怖いかなと思います。となるとs3等のクラウドストレージサービス+独自ドメインが最適なのですが、s3の場合はCloudFrontを使わないとCDNが利用できないので、更にお金がかかります。それを考えると、やはり現実的な最適解はGithub Pagesになるのですかね。



レンタルブログやWPだと管理画面を強要されたりエディタと記事入力画面を行ったり来たりするのが面倒で、ブログを書く気になれないと言う方がいますが・・・


それ多分Github Pages+静的ファイルジェネレータ運用に変えてもブログ書かないよ。大半の人は前述の面倒さが原因じゃなくて記事を書く事自体が面倒なんだよ。


そういう人達ってブログを書くのが目的なのではなく、ジェネレータ運用が目的になってるんだよな。そういう人は情熱の向き先が技術的な趣向に向いてしまってるので、三日坊主になる。だから結局は記事を書く事が目的で情熱を持っている人が、ブログを続ける事ができるんだと思う。そういう人はどんな環境でも記事を書ける。


WPやジェネレータ運用してないサイトでも物凄いPV数だったりする。だから「自分はWordPressを使ってないからアフィリエイトがうまくいかない」だとか「ジェネレータ運用してないからダメなんだ」なんて事はない。


やるお「でもジェネレータ運用の方が格好いいよな」

 

やらないお「ごたごた言ってないでブログやってみろよ・・・お前は手段を迷ってばかりでスタートすらしてないじゃないか・・・」


やるお「うるさいな!俺は現時点で最高の技術を駆使したいんだよ!」

 

やらないお「あーはいはい(これは典型的なエンジニア思考だな。使う技術要素の選定に迷いに迷って結局スタートすらしないという・・・)」