文系プログラマによるTIPSブログ

文系プログラマ脳の私が開発現場で学んだ事やプログラミングのTIPSをまとめています。

mac book air2011 midを開発で1年使ってみて思ったこと

書いてみますよ〜


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mac book airをプログラム開発の現場で使い始めて1年近く経ちました。
windowsから変えて良かったこと、悪かったこと、等を振り返ってみようと思います。
ガチガチのプログラム開発で使っているので、そこそこ酷使しているかと思います。

環境は、mac book air 2011 mid、13インチ、メモリ4G、SSD128G、です。

CPU

十分足りています。
eclipse、apache、tomcatを起動しながらsolrでインデックス生成しても、
CPUは100%近くになりますが、力不足とは思いませんでした。

メモリ

4Gモデルなのですが、正直足りません。全然足りません。あまりに足りないのでMail.appを使うのをやめ、Gmailのみに変更したほどです。
メモリが足りないというか、起動時にOSが半分近くメモリを消費している?から、実質2G程度しか自由に使えないからです。設定が悪いのでしょうか。
spotlightオフ、dashboardオフ、Mail.app不使用、として、ようやくまともに使えます。

SSD

これは凄い効果でした。
solrのインデックス生成の最後はoptimize処理があり、ディスクに強い負荷がかかります。
自分のmac book airと、他人のWin7のノートで見比べて、その差がはっきり出ていてびっくりしました。

しかし、絶望的にディスク容量が足りません
アプリのアラート用メールは一日数百件〜数千件送信されたりしますが、Mail.appのディスク使用量が凄い勢いで増えていき、初日でディスクが一杯になって困ったほどです。
従って、ディスク使用量削減という目的で、クラウドサービスを活用せざるを得なくなります。

ディスプレイ

意外と困ったのが、高解像度が故全てが小さく見える点です。
excelが顕著に違います。excelの100%表示だと小さすぎて全然見えません。(私はド近眼でメガネです)
125%でようやく普通に見えるくらいです。これは盲点なので要注意です。

ディスプレイは13インチですが、Windowsの24インチディスプレイと比較すると明らかに狭いですが、spacesを駆使すると以外と困りません。
ネットの情報で、ディスプレイのサイズ狭くてなっても以外と作業効率は下がらない、というはそれほど間違っていないです。高解像度だから困らないのかもしれませんね。

デュアルディスプレイ

airとは別に24インチの外部ディスプレイを使っていますが、横に長いexcelを開く時と、後述のadiumの気づきにくさを解消するために外部にadiumを表示しておく、くらいしか使ってません。あると便利なのですが、無くてもそんなに困りません。

発熱

airほ本当に凄いです。発熱が全く気になりません。
airを席に置いている間はずっとMegaSafeアダプタをつけているのですが、アダプタ周辺はそこそこ熱く、インデックス生成中は異常な熱を発しますが、キーボード上・パームレストに熱はほとんど伝わりません。proとは雲泥の差です。

持ち運び

会社内での持ち運びの話ですが、非常に軽いので、持ち運ぶ機会が物凄く増えました。
mac book proは2倍以上重いので、ここもairの利点と言えるでしょう。
軽く薄いので自宅にも比較的容易に持って帰ることができます。

キーボード

東プレのRealforceとの比較ですが、そんなに悪くありません。
打鍵音がかなり抑えられているし、打鍵感も結構軽いので思ったより良好です。

USB

USB2.0で2個しかスロットがありませんが、プログラム開発では全く使ってません。
携帯の充電のためにたまに挿すくらいです。

光学ドライブが無い点

光学ドライブが必要になったことは一度足りともありませんでした。

OSがWinXPからLionになっての感想

spacesが便利過ぎます。これだけでmacを使う理由になります。
最初は2分割で使っていましたが、今は7分割のデスクトップで使ってます。

テキストエディタ

最近オープンソース化したTextmate2を自分でビルドして使っています。
正直EmEditorと比べて相当機能的にも使いやすさ的にも劣っていると感じます。

eclipse

macの64bit版です。Windows版と比べてメモリ消費量が多い気がします。
普通に使っていると、eclipse.iniでメモリ消費を抑制しても、600M〜1Gくらいは使います。
メモリ不足(割り当て不足)になると、砂時計状態のままフリーズするので、強制終了せざるを得なくなります。

チャットソフト

Windowsの時はMSN live messengerとPandion(jabber)でした。
macではadium一本です。adiumで困った点が1つだけあって、
個人宛てにメッセージが来ても、ウインドウが最前面に来てくれないのです。
DocのAdium君がバンザイしてメッセージ数が赤く表示されるだけなので、気付きにくいです。

ターミナルソフト

Windowsの時はPoderosaで、macではiTerm2です。
Poderosaはテキストの描画がされない謎の現象が頻発して鬱陶しかったのですが、iTermではそんな現象は全くなく、タブ分割、タブ内の垂直・水平分割もでき、良好です。
1タブを水平分割し、上タブでバッチを実行し、下タブではログをtailして監視、という事も容易です。

ランチャ

spotlightはインデックス生成が重いので不使用。
定番のQuickSilverを使ってます。全く問題無く、インデクシング処理も軽いです。

apache

apacheは相当四苦八苦しました。
Winsdowsとも違うし、CentOSとも違うので、両者に合わせるのが大変でした。
奮闘した結果、どう運用したらいいかをtree-tipsにまとめたので、参考にどうぞ。

tomcat

Windowsの時と特に差は感じませんでした。

その他

macはunixであるBSDがベースになっているので、unixのコマンドが使えます。
ローカルでシェルスクリプトが動作すること、足りないコマンドはhomebrewで簡単に追加できること、これらはサーバサイドの開発者には本当にありがたいことです。
ローカルから開発機にsshするのも本当に簡単です。パスワード有りsshもスクリプトで容易に実現できます。

Windowsの時はエクスプローラを開いてフォルダ・ファイルをマウスでポチポチするのが常でしたが、
macになってからはターミナルでコマンド叩きまくりです。

開発ではどのmacがいい?

mac book air2012 mid で、メモリ8G、SSDは詰めるだけ積む、ディスプレイは13インチ、が最高かと思います。ディスクとメモリがもっと欲しい人はmac book pro1択ですが、proを使うメリットって以外と少ないですよ。

これらは全て、実際私が経験した事実をもとに書いています。自分なりの解に辿り着くために結構時間を要しました。
自宅でmacは使っていたのでwinからmacへの移行なんて余裕と思っていましたが、仕事で使うとなると、困る事が山のようにでてきました。

まだ記事数は少ないですが、tree-tipsでmacの記事を作ったのは、それらの経験をアウトプットとして残したかったからです。
記事だけ見ると「そんなもんか」ですが、悩んだ結果にたどり着いた結果を載せていってますので、tree-tipsの方も見てやって下さい。