文系プログラマによるTIPSブログ

文系プログラマ脳の私が開発現場で学んだ事やプログラミングのTIPSをまとめています。

商品検索と製品検索の違いについて

皆さんは「商品検索」と製品検索の違い、解りますか?
例えば楽天 【楽天市場】Shopping is Entertainment! : インターネット最大級の通信販売、通販オンラインショッピングコミュニティ このページは商品検索ページです。
そしてこちら 【楽天市場】楽天プロダクト このページは製品検索ページです。
さて、何が違うか解りますか?
クイズのようですが、以下のように区分けできます。
商品検索

製品検索

価格.comを見ると解ると思います。
要は、「検索の軸が違う」のです。
もっと解りやすく正津名します。例えば「crucial Crucial m4 CT128M4SSD2」を楽天市場で検索すると以下のようになります。
1件目ーcrucial Crucial m4 CT128M4SSD2:店舗A
2件目ーcrucial Crucial m4 CT128M4SSD2:店舗B
3件目ーcrucial Crucial m4 CT128M4SSD2:店舗C

価格.comの場合は以下のようになります。
1件目ーcrucial Crucial m4 CT128M4SSD2┳店舗A
                    ┣店舗B
                    ┗店舗C

製品というのは一つしかありません
商品というのは同じ製品を複数の店舗が販売している状態です
それぞれメリット・デメリットを私なりに考えてみました。

商品検索のメリット

  • 製品として登録していないものを扱える。(野菜や果物なんて製品ではないですよね)
  • 製品とは呼べないレベルのものを扱える。(お手製のドロイド君のステッカーとか)
  • 製品よりも圧倒的に件数を多く見せられる。

商品検索のデメリット

  • 1円などのノイズといえるレベルの商品が検索に大量にヒットしてしまう。
  • ノイズが多く、最安値の商品が見つけ難い。

製品検索のメリット

  • 最安値の商品が簡単に見つかる。
  • 表示件数が商品より少ないので、ユーザが迷いにくい。

製品検索のデメリット

  • 野菜や果物等、製品でないものはそもそもデータに存在しない=検索できない。
  • 製品というものは想像以上に少ない。

サイトのテーマ的に、製品検索を使えるサイトって少ないんじゃないかと思います。
更に、百貨店よりドンキホーテが好まれるように、日本の国民性?的には
綺麗な製品検索より、雑多な商品検索の方が売上は上がるかもしれません。
私はドンキより綺麗な百貨店の方が好きなので、製品検索の方が好みです。
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