手軽というのは凄くメリットなのです〜
今まで無線LAN対応ルーターはWZR2-G300N WZRを使っていた訳ですが、そろそろ新規格のacが一般化しつつあるし、何より今使っているのが老朽化してヘタってきたので、思い切って買い換えてみました。
買い換えた機種は以下です。

- 出版社/メーカー: アップル
- 発売日: 2013/06/11
- メディア: Personal Computers
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ASCII.jp:最大1300Mbpsの無線LAN! IEEE 802.11acはこんなのだ!! (1/4)|IEEE 802.11acからワイヤレスHDDまで――最新無線LAN事情
では、レビューというほどではないのですが、簡単に使った感想を書いていきます。
- 大きさは?
- 重さは?
- 電源は?
- 発熱は?
- 騒音は?
- 設定は簡単?
- VPNの設定は簡単?
- 無線LAN本体を設定するソフトウェアは?
- 複雑・詳細な設定はできるの?
- AOSSボタンとかあるの?
- iPhone・iPadから簡単に繋がる?
- 総評
大きさは?
仕様では、縦9.8cm、横9.8cm、高さ16.8cm、となっています。実物を見ると以外と大きく感じます。
しかし実はそうでもないのです。アンテナが無いからかさばらないのです!
以前のルーターは、平べったくアンテナが3本も立っていて、場所を取らないように見えて実はそれなりに高さが必要で、結局かなりスペースが必要になります。
AirMac Extremeは横幅が小さくアンテナが無いので、狭いスペースに簡単に置くことができます。
重さは?
仕様では945gとなっています。以外とずっしりします。
以前のルーターは非常に軽いため、ちょっとぶつかると本体が簡単に動いてしまいましたが、AirMac Extremeは足全体が滑り止めになっているし、重さもあるので安定しています。
電源は?
電源は内蔵タイプなので、巨大なACアダプタはありません。
お馴染みの薄いケーブル1本で接続できます。
発熱は?
手のひらでペタッと触ると暖かいです。(今は真夏で室温32度)
ファンを内蔵しているらしいので発熱もほどほどな感じです。
騒音は?
真夏の室温32度の部屋でも内蔵ファンの音は全く聞こえません。
設定は簡単?
簡単過ぎました。AirMacユーティリティーを起動するだけで、勝手にmacがAirMac Extremeを探しだし、接続してくれます。
単にネットするだけなら本当に何も設定しなくていいくらい簡単でした。
VPNの設定は簡単?
簡単というか、AirMac Extreme側は何も設定せずに接続できました。
通常VPN接続するためには、GREのポート47、TCPポート1723を手動で開ける必要があります。
↓以前書いた記事をご覧下さい。
macでPPTPによるvpn接続をする - 文系プログラマによるTIPSブログ
AirMac Extreme導入後、何も設定せずいきなりVPNに接続できたので、最初から開いているのでしょう。
無線LAN本体を設定するソフトウェアは?
一般的な無線LANルーターは、ルーターに内蔵されたWEB形式の管理画面を経由して設定します。
しかしAirMac ExtremeはAirMacユーティリティーというmacの標準ソフトウェアで管理するのです。
標準だと何がいいかというと、ルーター買い替えの度に違う管理画面に悩まなくて済む点です。
メーカー毎に全く違う管理画面に全く違う言葉遣い、これが結構曲者で、ネットワークに慣れていないと、メーカーが変わると設定の仕方が解らなくなる事もあります。
買い換える度にポート開放の仕方をネットで頑張って探す作業がほぼいらなくなります。
更に、ソフトウェアのAirMacユーティリティーのアップデートもApp Storeから行えるので、手軽に更新できて安心感もあります。この点は大きなメリットと言えるでしょう。
複雑・詳細な設定はできるの?
設定を見る限り複雑な設定はできなそうです。
明らかにWZR2-G300N WZRの方が複雑・詳細な設定ができます。
しかしよく考えて下さい。
本当にそんな詳細な設定が必要ですか?
個人使用でそんな詳細な設定が必要になる事は、私は1度もありませんでした。
そもそもこの製品のコンセプトは誰でも簡単に無線LAN!なので、
複雑で詳細な設定がしたい場合は業務で使用するレベルのルーターを購入するのがいいでしょう。
AOSSボタンとかあるの?
AirMac Extremeにはボタンは1個もありません。
AOSSボタンとは、ルーターのボタンを押してPCから簡単にルーターを見つけて設定する仕組みです。
ワイヤレスホームネットワークの未来を広げるAOSS | BUFFALO バッファロー
このAOSS、面倒なのですよ。
AOSSを押す → WindowsPC側でネットワークの設定からルーターを探す → AOSSのキーを入力 → 完了
という手順が必要です。AirMacユーティリティーだったら単にAirMacユーティリティーを起動するだけで完了ですよ。
そもそもAOSSみたいなハードウェア側の操作が必要な仕組みは時代遅れではないでしょうか。
ハードウェアは電源入れてLAN挿すだけで、後はソフトウェアのみで管理したいですよね。
無線LAN本体は基本的に机の奥とか手が届きにくい場所に置くので、ボタン押す事自体が億劫です。
ホコリとか積もってるともう絶対触りたくありません。
iPhone・iPadから簡単に繋がる?
AirMac Extremeの電源を入れて初めてAirMacユーティリティーを起動すると、ネットーワーク名とパスワードの入力を求められます。
iPhone・iPadからAirMac Extremeに接続する場合、そのネットワーク名とパスワードを入力するだけです。
ネットワーク名は自動で検出されるので、実質パスワードを入力するだけでwifiに繋がります。
総評
とにかく楽です。設置も設定も楽です。
WZR2-G300N WZRは高機能だったんですが、やはり管理が面倒でした。
ファームウェアの更新も途中で止まってしまったし、設定も難しいし面倒事が多かったです。
その点AirMacユーティリティーはOS標準ソフトでそれなりに更新されているし、
OSが変わっても設定の仕方は基本変わらない。ブラウザ起動して192.168.1.1で管理画面起動、なんて不要です。
設定が簡単な事がここまでストレスフリーになるとは正直思いませんでした。
昨今iPhoneやiPad等、以外とスマホやタブレット等の新規デバイスが増える機会が多く、
それに伴ってルーターの設定の機会が増えた気がします。
そんな時、簡単に無線LAN環境が構築できると助かります。
無線LANの新規格であるacも正式認可され、これから本格的に導入が進みます。
最新のmacbook airでは既にac対応となり、高速な通信が可能になっています。
無線LANルーターは余程の事が無い限り買い換える機会は無く、
皆さんが使っている無線LANは5年くらい前のものだったりしませんか?
新規格も登場したので、これを期に買い換えるのもいいかと思います!

- 出版社/メーカー: アップル
- 発売日: 2013/06/11
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Apple AirMac Express ベースステーション MC414J/A
- 出版社/メーカー: アップル
- 発売日: 2012/06/13
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