荒れそうな話題ですが、敢えて書いてみたいと思います。
いつものようにITの現場での話となります。
仕事ができないと思われてしまう行動
受け身である
「指示があればできます」というのは「指示が無いとできません」と同義。受け身だと指示をする側に立てる日は来ないどころか、いずれ肩を叩かれる可能性もあります。
聞く事は恥ずべき行為ではなく、聞かない事が恥ずべき行為です。
スケジュールの概念が無い
今自分に振られているタスクをいつまでにこなさなくてはいけないかを把握していない。今やっているタスクが遅延しそうでもお構いなしで「間に合いませんでした」と事後報告してしまう。
理想ばかりで現実が追い付いていない
「これは本来こうあるべきですね」と理想を語るが、それを形にする能力が欠如している。
風呂敷を盛大に広げるが、自力で畳むことができず、結局手伝って貰う。
無責任
後のことなんて知らないよ、というスタンスで仕事をしてしまう。
自力で完遂しないと気がすまない
他人の力を借りる事を悪と考え、他人に助力を求める事をしない。
このタイプは真面目な人に多いです。
助力を求めず時間切れする人より、助力を求めて時間内に完了する人の方が求められます。
「何故そうするのか」を説明できない
例えばプログラムを書く場合、「自分で書いたコードに対して何故そう書いたのか」が説明できない。説明できないという事は、今自分がしている事も理解できていない。
前提条件が多い
「バグが起きない事」を前提としたコードを書いてしまう。
また、「そんな長期間バグが放置される訳が無い」等と、理想論を語り現実を見ない。
他にも「そんな値はこない」という前提条件も多い。
信じ過ぎている
設計書に書かれている事は絶対に正しい、という事を信じて疑わない。
人間の手作業は必ずミスが生まれるので、「完全に正しい」という幻想は捨てるべき。
会話の最後に結論が来てしまう
ダラダラと長い話をし、話の最後にようやく本題が来てしまう。
もしその本題が誤っている場合、ダラダラ話した部分は全て無駄になる事が理解できていない。
会話の開始タイミングが絶望的に悪い
コーヒーを入れようと席を立った人に話しかけてしまう間の悪さ。
急いでもいないのに、昼休憩中に弁当をむしゃむしゃ食べている人にもお構いなしに仕事の相談をしてしまう。
残業する事を当然と考える
タスクが期日までに完了しないから残業するのではなく、
習慣であるかのように残業する事前提で日中手を抜いて仕事をしてしまう。
和気藹々としているがチーム全員が長時間サービス残業するのと、
チーム全員が一生懸命仕事をして皆で定時で帰るのと、どちらがいいか。
何故期日までにタスクが完了しないのかを分析しない
このタイプの人はいつも説教されているので、「あーまた説教されてるわー」と聞き流しているのでしょう。終わりの無い無限説教ループへようこそ。
しかし説教してくれる人がいる間はマシで、誰も説教してくれなくなったら、その時その人の全てが終わるかもしれません。
雑感
すみません全部愚痴です・・・・
指示する側に回るって、大変な事だなと身を持って実感中です。
個人的にこれは嫌だな〜と感じているベスト3は以下です。
1位:理想ばかりで現実が追い付いていない
2位:前提条件が多い
3位:会話の最後に結論が来てしまう
ここ数年で理想ばかりで現実が全く追い付いていない人を沢山見てきました。
そういう人たちには「理想を抱いて溺死しろ」と言いたくなる事も。。
特に設計時に理想を嬉々として語るタイプの人に、現実が追い付いていない場合が多いと感じています。
前提条件系の人もたちが悪いです。
大抵のバグはそういう人達が創りだした前提条件が崩れる事によって発生します。
ヌルポとArrayIndexOutOfBoundsExceptionを頻繁に発生させてしまう人は前提条件系タイプだと思うので、要注意です。
結論が最後に来る人は、相手を苛つかせてしまい、終いには自分が話終わる前に相手に割り込まれてしまうでしょう。
個人的に理想論者には本当に困っています。どう接していったらうまくいくのか、まだ見当もつきません。。。
「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣 (アスカビジネス)
- 作者: 山本憲明
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
- 発売日: 2013/10/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (4件) を見る
10年間、1000人の成功者に聞いてわかった 仕事がうまくいく人の小さなコツ
- 作者: 野澤卓央
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2013/07/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか? ~「時間ない病」の特効薬!タスクシュート時間術
- 作者: 佐々木正悟,大橋悦夫
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2014/04/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (6件) を見る