私はlivedoor newsが好きで毎日チェックしているのですが、以前の記事が今日になってまた現れたので、再度考察してみようと思います。
今日のlivedoor newsの記事が↓これです。
私が以前書いた記事が↓これです。
コメントから見る各ブラウザへの意見
私の記事のはてブのコメントと、livedoor news側のtwitterのコメントを軽く列挙してみます。
記事の内容的にchromeとFFばかりになってしまいますが、ご了承下さい。
Firefox(ffと略します)
- アドオンの都合で仕方なくffを使っている。
- フリーズする事が結構ある。
- アドオン入れるとFFも重い。
- ChromiumなOperaよりFFのが魅力的。
- FFは同期が遅い。
- FFはアップデートで仕様が頻繁に変わる。
chrome
- アドオンが便利だから使っている。
- chromeのレンダリングは遅く無い。むしろ速い。が、起動は遅い。
- 軽いブラウザで名を馳せたはずなのに激重ブラウザになったね。
- 表示は速いけどリソース消費が激しい。特にタブが増えた時。
- Chromeなんて最初から使っていない。
- 自分の環境ではそんなに遅くなっていない。
- メモリ食い過ぎ感は有る。
- FFがクラッシュするからchromeに移行して幸せになった。
- chromeは軽く無い。
- 起動がめっちゃ遅い。
IE
- IEはクソではない。
- IEはクソではない。FFの方が使いたくない。
- IEはクソという人は素人。
Safari
- 自宅のmacはsafari、会社のwinではIEで安定。
- Safariはクソ
- Safariだと表示さえできないページがある。
Opera
- Opera最強伝説
こんな感じでした。Opera・Safariは利用ユーザが少ないようで、コメント数も少ないです。(ちなみに私は自宅ではSafari、会社ではchrome+ff developer editionです)
アドオンの都合で特定のブラウザを使っている人が結構いそうな感じです。アドオンの呪縛、目茶苦茶嫌ですよね。ブラウザに内蔵されてアドオンが同期までできるので便利ではあるんですが、あのブラウザにはあのアドオンが無いから移行できない、といった理由で他ブラウザが使えない人も結構いるのではないかと思います。このアドオンの呪縛は非常に強力ですね。
chromeへの不満は恐らくPCのリソースの状況に大きく左右されるのかと思います。昔からchromeは大量にリソースを消費する代わりに速かった(違うのかな?)と思うので、リソースがカツカツな状況では遅かったりクラッシュする事が多いのかもしれませんね。(私の環境ではリソースに関係なく凡庸な速度・大きめのリソース消費ですが)
ffは、昔はメモリリーク等で評判が悪いブラウザだったのですが、それを克服して現在は中々いい感じのブラウザになっています。ただ、アドオン開発者がchromeに移行したせいか、最近欲しいアドオンがffになかったりするので、不便だったりします。
Safariは、winユーザはほとんどいないでしょう。主にmacの方がSafariを使うのだと思います。Safariの最大の弱点はアドオンですね。少なすぎます。その代わり、私の体感ではどのブラウザよりも速いです。レンダリング速度も起動速度も最速に感じます。
Operaは、少し迷走気味な気がします。Prestoエンジンを捨ててWebkitを採用し、更にWebkitのフォークであるBlinkを採用しています。元々日本ではユーザが少ないので、アドオンが少なかったりしてやはり不便があったりします。
さて、問題のIEです。
IEはクソか?神か?普通か?
最近のネットの流れでは、
IEはクソじゃない。クソという奴は素人。
となっていますね。どうもIEは蘇ったようです(私は自宅がmacなので最近のIEはよく知らず)。
しかし気になるのは、IEのどこがクソじゃないのか、どこが悪くないのかが明確に述べられているコメントがありませんでした。大体のコメントは「IEはそんな悪くない」と言っているだけです。一体何が悪くないのでしょうか。
最新のIEのverが11なのでそれでネット調べてみると、どうも良い意見が少ないように見えました。かといってIEがクソだと決めつけるのも叩かれるので、具体的にどの辺りがIEのいいところなのか、chromeやffよりIEを何故使うのか、結構気になるところです。
私は開発時にIE8と11を動作確認する時によく使うのですが、私が思うIEのいい点は以下だと思っています。
- デファクトスタンダードなので、このブラウザで動けばOK、となる場合が多い。
- chrome webstore等と違って気軽にアドオンが入れられない(今はあるのかな)ので、アドオンが少なく動作・挙動に安心感がある。
要は混じりっけが少ないプレーンなブラウザである、という点につきると思っています。
一方IEの良くない点は以下だと思っています。
- バージョン間でcssやjsの挙動が違う。
- 起動・レンダリング速度は普通。特筆するほど速くない。(他ブラウザのバージョンアップが速いのですぐ抜かれる)
- 開発者ツール等の使いにくさ、アドオンの少なさ。アドオンの管理の面倒臭さ。
- mac版の開発が終了してしまった。
- バージョンアップの間隔が遅い。
だいぶ開発者寄りの意見になってしまいましたが、大体こんな感じです。
雑感
IE陣営
ブラウザ論争になると必ずIEがとばっちりを受けますね。それは日頃の行いが悪い(IE5・6・7辺りが結構酷かった)せいでしょう。cssバグやjsの挙動の違い等で開発者から死ぬほど嫌われ、「IE6に対応する場合はIE6対応費用を頂きます」みたいな事が普通になってしまいました。さて、Spartanの登場によって過去の柵から脱却する事ができるでしょうか。Spartanは要チェックですね。開発者としては「今まで動作確認の指標だったIEというデファクトスタンダードがどうなってしまうのか」が気になるところです。
Opera陣営
IEのSpartanだけでなく、水面下でvivaldiが登場したりしており、gizmod等では「軽い」と評判のようですが、普通にアドオンを入れたりするとどうなるのか、アドオン開発者はvivaldiのアドオンを開発してくれるのか、要注目です。
chrome陣営
皆大好きchromeですが、モバイルを意識してか、大きく方針転換されるようです。
この対応によって更にリソース喰いブラウザにならない事を祈るばかりです。
FF陣営
ffは、どうなんでしょうね。どこに向かおうとしているのか。ちょっと方向性が見えませんね。firefox osに注力してしまうのでしょうか。
Safari陣営
Safariは一貫してMacOSのUXを体現するブラウザに徹するでしょう。
私はmacユーザになってからずっとchromeを使っていましたが、今はSafariです。理由はマウスジェスチャーで、しっくりくる動作のジェスチャーを持つものがSafariのsimbl gesturesだけだったからです。あと、SafariはOSネイティブなので安心感があるのです。但し開発者ツールは弱いので、フロントエンドの開発をする時はchromeを使います。
最終的には「自分にあった好きなブラウザを使って下さいね」なんて意見でこの記事を締めたいですが、アドオンによるブラウザ移行が困難になる例が結構あるので、実質アドオン有無によってブラウザを選択せざるを得ないというブラウザの呪縛から逃れにくいことになっているのではないでしょうか。つまりブラウザ選択の自由度は確実に減ってきていると言えると思います。インターネットのプロバイダやMVNOのように、もっと簡単にブラウザを変えたいものですね。しかし利権やユーザの囲い込みによってそれは許されないのでしょう。
こうした呪縛から逃れるためには極力ブラウザアドオンを使わず、個別のアプリを使っていくようにすると、色々なブラウザを試す事ができるでしょう。

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