今回は「ブログで色々な人から叩かれる」という事につて書いてみます。
他人から叩かれるということ
私はブログを初めて数年経ちますが、今までに何度も叩かれています。ここでいう叩かれるとは、「批判と誹謗中傷の中間のような、とても正論とは言えない不毛なコメント」の事です。
今だから白状しますが、あまりに叩かれすぎて記事を削除した事も多々有ります。ちなみにその記事ははてブ数が800オーバーとか400オーバーとかいきました
では、どういう記事が叩かれるかについて説明します。
※ 叩く=主にはてなブックマークのコメントで叩く事、という意味で使います。
詰めの甘い記事型
詰めが甘い記事(特に技術的な記事)を書くと、どこからともなく人がやってきて、ボロックソに叩かれます。
◯◯の根拠を明確に示していない。所詮その程度の記事って事。(キリッ
コイツは何も解っちゃいない。これだから困るんだ (キリッ
科学的根拠が無い!(キリッ
みたいな感じです。
しかしですね、こういうコメントを書く人達のブコメやブログ等を追っていくとですね・・・・ブックマークでコメントしている90%くらいが誹謗中傷に近いコメントを残している。しかし当人はブログ等をやっておらず、自分は叩きたいが叩かれたくないという感じな人が大多数でした。この人はリアルでもこうやってマイナスの塊なんだろうなあ、こんな人と絶対話したくないなあ、と残念な気持ちになります。
こういうコメントの大半は、「一般人にそんな事要求するの?」「そんな事一般人には不可能でしょ?」「たかが個人ブログにそんな事言ってどうするの?」というものが多く、自分にはできないが他人には要求するという、本当に質が悪いものばかりです。
しかし中には本当に的を射たコメントもあり、「あ、このコメントはガチだ。信頼できるから記事を一部修正しようか」という事もあります。
宗教論争型
宗教論争とは所謂「色々な解が有り、答えが出せない、結論が出ない論争」というような状態の事です。
簡単な例を挙げると、
- webブラウザの比較
- プログラミング言語の比較
- SEO
等でしょうか。私の感覚では、これらを記事にすると物凄い確率で炎上します。三者三様で答えが出ないので、どこからともなく叩く人達がやってきて、「自分はその業界の代表者だが?」みたいな口ぶりで凄い事をコメントを残していきます。
特にSEOは酷いですね。これは動物園です。SEOなんていうものは検索エンジンを作っている中の人しか正解を知らないので、中の人が言った事、google等のオフィシャルサイトが言っている事以外に正解は無い筈です。にも関わらず記事を書こうとすると、
その解釈はおかしい!◯◯は◯◯なんだから◯◯であるべき(キリッ
叩かれにくい記事を書くために
宗教論争を避ける
そもそも宗教論争に首を突っ込むなら覚悟が必要です。叩かれ慣れていない方にはオススメしません。
基本はマイナス面を語らない
人間は負の部分が大好きなので、負を発見するとそこを叩いて「自分が優位である」という状況を作りたがるので、マイナス面への言及を避けてしまうのも一つの手です。
「どこがダメか」ではなく「ここが良いよ!」と書くよう心がけます。人間は「ダメ」という部分に反応するので、「良い」部分をピックアップするようにすれば、そういう不毛な誹謗中傷屋さんが登場する機会が減ります。
◯ンピースの主人公が言っているように、
何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ!
って事です。
敢えてマイナス面を語らないといけない事もある
比較記事等の場合は逆にマイナス面を書かないと信ぴょう性が欠けてしまうので、プラス面とマイナス面をセットで書くといいです。
例えば以下の記事は、atomという注目のテキストエディタが登場したのですが、これがどうも皆ワッショイして神輿を担ぎまくってるのですが、どうもマイナス面を全く書いてない記事ばかりなので、私がバッサリとマイナス面を書いてみた記事です。競合するSublime Textについても最後にちゃんと公平にマイナス点を書いてます。
treeapps.hatenablog.com
叩かれる覚悟
これらを考慮しても、色々最善を尽くす努力をしても、不毛な叩き屋さんが必ず現れます。一定のPV数が稼げるようになると、色々なところからワラワラと不毛な人たちがやってきます。どれだけ注意しても叩かれる事は必ずあるので、叩かれる覚悟を持っておきましょう。
これはもう数をこなすしかないので、徐々に叩かれ慣れていくといいと思います。
・・・そんな事を書いている私ですが、嫌なコメントを見ると内心
コイツ何偉そうな事書いてんだ・・!
そんな事言うならテメーが最高の記事書けよバーヤバーヤ!!!
正しい叩き方・良い叩き
不毛なブコメで叩く人は基本的に
- 何がダメなのか明示しない
- 個人の主観を元に口汚い言葉を発する
- 個人では無茶な事を要求する
なのでダメなのです。特に「何がダメなのか明示しない」はダメなブコメの代名詞です。ちゃんと明示する事ができれば、ブコメを受け取る側も「なるほどー」と納得するかもしれません。
逆に「こいつは何も解ってない。これだから文系の奴はダメだな」みたいな、具体的な言葉が一切無い事をブコメしちゃうような人こそ「お前みたいに具体的な言葉で明示できない奴はリアルでも曖昧な事を言って叩かれるだろうな」等と返されて赤っ恥をかいてしまいます。こういう悪い叩きをしていると、現実世界で逆に叩かれてしまいます。
このように、私が考える「良い叩き」とは、「具体性のある言葉で叩く理由を説明できる」コメントが、いい叩きだと考えています。そういうコメントを貰うとこちらも反省し、記事を修正して良いものしていこうという気が起こりますし、実際そうしています。
雑感
PV数が5万を超えた辺りからブックマークされる数も増え、叩かれる機会が増えた気がしています。今はPV数は10〜12万くらいなので、更に叩かれる機会が増えると思います。
例え口汚い言葉でコメントされても、それが具体的であれば私は納得するんですが、そういうコメントに限って曖昧な言葉ばかりなので、困るんですよね。(具体的な言葉を書くスキルが無いからそういう罵倒に走るのかも?)
このように実際自分が叩かれると、マクドナルドやベネッセ等の代表者が叩かれる姿と重なって、「ああ、叩かれるってこんな辛い事なんだな」と身を持って知る事ができました。ネットでは大抵の人は叩く側に属しているので、ブログを初めて急に叩かれる側に立った時に困らないよう、予め「そういう事がある」と認識しておくべきです。大学生が社会人になり、環境が激変して戸惑うような事がブログでも起こります。私はそれを認識しないまま今に至り、何度も嫌な思いをしているので、これからブログを始めようとする方はそうならないで欲しいですね。叩く内容が正論である場合があり、ぐうの音も出ないような状況の場合は素直に反省しましょう。一方無駄に誹謗中傷を浴びる事もあるので、良い叩きも悪い叩きも浴びる覚悟を持っておきましょう。
叩かれる事は必ずしも悪い事ではなく、前述のように「良い叩き」を受けた時、冷静に素直にそれを受け止め、自分の糧とする事ができるよう経験値を積んでいきましょう!「悪い叩き」は極力スルーし、そういう人達と同じ土俵に立つ事だけはしないようにするといいと思います。

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