文系プログラマによるTIPSブログ

文系プログラマ脳の私が開発現場で学んだ事やプログラミングのTIPSをまとめています。

例のアレの影響?ではてなブログ+独自ドメインのアクセス減が結構酷い件

独自ドメインとか関係ないんじゃ〜
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お金さえ稼げれば嘘情報やオカルト情報を垂れ流しても構わない、等と考える企業に鉄槌を下すフィルタが最近実施されましたね。
jp.techcrunch.com

当ブログではどうだったのか

あちこちで経過報告等がされていると思いますが、私も簡単にしておこうと思います。

結果から言うと、フィルタ適用前と比較して月間15%程度減少し、その状態が継続中なのであります。

これはなかなか痛いですね。

恐らく過去の記事がオリジナリティが低く、低品質なのだと思います。多分。

皆さん過去の記事をリファクタしていってるのですかね。

独自ドメインについて

当ブログは、はてなブログPRO + 独自ドメイン構成ですが、カッチリ影響を受けたっぽいです。

ここで私の推測を言うと、

  • 独自ドメインだからといって影響を逃れる事はできない
  • 独自ドメインの元となるドメイン、treeapps.hatenablog.comのサブドメインがはてなブログだから、実はそっちが悪い可能性も?
  • ひょっとしてはてなブログやめてWordPressにしても関係無いのでは?

と思っています。Googleはおバカではないので、このブログがはてなブログである事は解っている筈なので、単純に独自ドメインにしても駄目ですね。

また、WordPressにしたからフィルタの影響を受けにくい!というのは、今は仮にそうだったとしても、Googleがそれを放置すると思えません。目標は「健全なWEB」なのですから、はてなブログだろうがWordPressだろうが、等しく品質フィルタを適用しないと、公平ではないし、いつかバレて袋叩きにされるでしょう。

なので、安易に別ブログに映ったりWPを運用してみたりするのは一旦注意して再考した方がいい?と思っています。もしはてなブログのせいではなかったら、単に今までの検索エンジンからの評価を一旦全て失うだけという、どうしようもない事になってしまいますからね。

ブログ以外はどうか

私はGoogle App Engineを使ったサイトを2つ、WPblogを1つ、GoogleCloudStorageをWEBホスティングしているサイトを1つ運営していますが、今回減少が見られたのは当ブログのみです。このブログだけ明らかな減少が観られました。

ブログというのは自分でコンテンツを積み上げていくものなので、上記のような動的サイトと比較すると、やはり影響を受けやすいのは仕方ないですね。

tree-mapsはどうか

www.bunkei-programmer.net

この記事でtree-mapsという、地図のWEBサービスをリニューアルした事を告知しました。

その後のアクセス状況ですが・・・・かなりアクセスが増えました

リニューアルして間もないから、皆興味本位で色々なメニューをポチポチしている影響が大きいとは思いますが、やはりアクセス増のポイントはSPA、シングルページアプリケーションにありそうです。

とにかく読み込みが速く、というか画面の切り替えにHTTPリクエストしていないので速いのは当然ですが、効果は絶大ですね。

まだ1ヶ月経過していないので不確定ですが、恐らく1.5倍〜2倍のアクセス増となりそうです。

WEBサービスなのでページ内のテキストは少ないですが、他サイトには無い独自の機能を提供しているせいか、品質フィルタの影響は全くありませんでした。よかった。

↓tree-mapsという地図に関するWEBサービスを開発・運用しています!↓

www.tree-maps.com

今後の当ブログについて

このままいくと、当ブログのアクセス数がtree-mapsに負ける!?という自体が現実味を帯びてきそうで、今ちょっと怖い時期なのですよ。それだけ当ブログのアクセス減とtree-mapsのアクセス増が進行してしまっています。

tree-mapsは広告収益はほとんど考えていない(tree-mapsは私が自信を持って第三者に見せる事ができるサイトとして作っている)ので、利益的には未だに当ブログが95%を占めていますが、この先ジリ貧になりそうな予感がしています。

まだ様子を観て事を急がないつもりで、今まで通り全く変わらない形で当ブログの更新をしていきます。が、やはりブログではなく動的サイトをGAEで増やしていきたい気持ちもあるので、ブログの更新自体は更に減る可能性があります。

最近リアルのお仕事で勉強しないといけない事が多かったり、フロントエンドの勉強を兼ねてtree-mapsのリニューアルをしてみたり、ブログが後回しになるケースが増えています。更に、今回のような品質フィルタが出てきたので、気持ちよく適当にスラスラ〜っと記事を書くことがもうできないという気持ちが先行してしまい、「こんな事を記事にしたいけど、google先生の顔色伺わないといけないし、正直疲れるから面倒臭くなる・・・」という事が増えています。

今回のフィルタによって、悪質サイトを目にする機会が減りましたが、それと同時に今まで呑気に日記のような記事を書いていた人達は、もう通用しないという事になります。(よほどのオリジナリティが無ければの話です)

なので、単に「悪質サイトが減ったぞ!ヒャッホーイ!」等と言ってられなくなります。これからはブログやサイトに強いオリジナリティ、明確に役立つものを厳選して、真撃に記事を書かねばならないという事です。それ自体はWEBのあるべき姿といえますが、以前のような気軽さはもう通用しないので、ブログへの参入の敷居は確実に上がったと思われます。

やっている事は正しいし、健全な方向へ向いつつあるとは思いますが、個人がWEBへ参入する敷居は上がったので、徐々に個人は減り、企業サイト・企業ブログメインになっていくのかもしれない?と私は思っています。一見するとそれも正しいように見えますが、それはつまり「個人はいらない。但し有能なもののみ許す」という事を助長しそうで怖いのですよね。

今回の対応が行き過ぎてしまうと個人が消え去り、情報を発信する人口が大幅に減る事に繋がり、最終的にgoogleの広告収益の激減を招いたりしないのかね?とか考えているのですが、どうなのでしょうね。

真偽の程は定かではありませんが、品質フィルタ適用後に悪名高いNAVERまとめが上昇した等という話が出たりしているので、天下のgoogle先生がAIを駆使しても尚、本当に良いものと悪いものが正しく区別できていないので、この問題はとても判定基準が難しいのだろうなあ、と私は生暖かい目で傍観しています。