ビルドしちゃいました〜
TextMate — The Missing Editor for Mac OS X
去年オープンソース化されたTextMate2をインストールする手順を公開します。
TextMateはDMGやpkgなどのインストーラー形式では配布されていないので、自分でビルドする必要が有り、少々敷居が高いです。
環境
Mountain Lionをクリーンインストールした状態。
javaのインストール
※ 既にjavaがインストール済みの場合は飛ばして下さい。
アプリケーション → ユーティリティー → ターミナル.appを起動します。
起動後、以下のコマンドを実行します。
java --version
javaがインストールされていない場合、上記コマンド実行後に自動的にjavaをインストールするか聞かれるので、インストールしましょう。
XCode
※ 最新版のXCodeが必要です。
XCodeのインストール
アプリケーション → App Store → XCodeで検索してインストールして下さい。
Command Line Toolsのインストール
アプリケーション → XCodeでXCodeを起動します。
XCode起動後、メニューバー → XCode → Preferencesを選択します。
続いてDownloadsタブ → Componentsと選択します。
リストに「Command Line Tools」というものがあるので、右側にあるinstallボタンをクリックしてインストールします。
Homebrew
Homebrewのインストール
Redirecting...
Homerbrewは、macにソフトウェアやライブラリを簡単にインストールするためのコマンドラインツールです。
前項でXcode Command Line Toolsをインストールしたので、ターミナルで以下のコマンドを実行すると、Homebrewがインストールできます。
ruby <(curl -fsSk https://raw.github.com/mxcl/homebrew/go)
Homebrewの更新
ターミナルを起動し、以下のコマンドを実行してHomebrew本体とFormulaを最新版に更新します。
brew update
TextMate2
ソースコードのダウンロード
git clone https://github.com/textmate/textmate.git
ビルドに必要なライブラリをインストール
brew install ragel boost multimarkdown hg ninja
TextMateのフォルダに移動する
git cloneしたフォルダに移動するだけです。
cd textmate
submoduleの初期化と更新を行う
git submodule update --init
ビルドを実行する
./configure && ninja
ビルドが成功すると、以下のようなメッセージと共に自動的にTextMateが起動します。
[1106/1106] Run ‘/Users/tree/build/TextMate/Applications/TextMate/TextMate.app’…
TextMate2をインストールする
自動的に起動したTextMateは一旦終了します。
ビルドしたTextMate.appは実は/Applications以下に無いので、コピーします。
cp -r ~/build/TextMate/Applications/TextMate/TextMate.app /Applications/
ビルドした再のゴミを削除する
rm -rf ~/build/TextMate/
起動してみる
お疲れ様でした!これでインストール完了です!!
ビルド等でエラーが出る場合の確認事項
CLangが最新版を参照しているか
「xcrun clang --version」というコマンドでバージョンを確認します。
$ xcrun clang --version Apple clang version 4.1 (tags/Apple/clang-421.11.66) (based on LLVM 3.1svn) Target: x86_64-apple-darwin12.2.0 Thread model: posix
ここでclangのバージョンが4以上ならOKです。
もしバージョンが3系の場合、自力で最新版に参照を変更する必要があります。
詳細は以下のサイトに書いてあるので参考にして下さい。
TaKUMA7's はてなblog