文系プログラマによるTIPSブログ

文系プログラマ脳の私が開発現場で学んだ事やプログラミングのTIPSをまとめています。

adsenseの広告停止から復活までにかかった時間について

気づいた方はいらっしゃるかと思いますが、実は先日adsenseの停止処置を喰らっていました。

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時系列で見るとこんな感じです。

2015/08/17 12:33 adsenseの広告停止処置を受ける。
2015/08/17 23:00 再審査リクエストをする。
2015/08/18 12:50 停止措置の解除され、広告が復活する。

正直「こんな早く解除されるんだ」と思いました。解除までに13時間50分、約半日で解除されています。adsenseの中の方達、想像より仕事が早くて助かりました。「どうせ再審査リクエストの順番待ちで長蛇の列ができていて、1ヶ月くらい放置されるんだろ?」とか思ってましたが、半日で解除です。中の人達マジで有能です。

googleはあえて停止利用を具体的に書かない

皆さんご存知かと思いますが、googleは違反について曖昧な理由しか教えてくれません。そして、今回指摘した部分以外にも違反してる部分がある可能性があるから、以下を見てサイト全体を見なおしてね、というメールを送ってきます。

この曖昧さは以前より大分マシになったようです。以前は「許可されない配置方法の例」なんて無かったみたいですから、皆さん疑心暗鬼度はmaxだったのではないかと思います。

大した量ではないので全てよみ、PC・モバイルサイトともにチェックし、html・cssの修正、広告位置の移動等をして、無事解除されました。

googleが曖昧にしか書かない理由は、恐らく「これを機にポリシー全てに目を通して、サイト全体が問題無いようにしてね」って事なんだと思います。具体的に書いてしまうとそこしか直さないですからね。全体を見直させる事で、広告に関する秩序を強制的に保たせるのでしょう。

2chによる有人監視部隊の功績

2chには、adsenseのポリシー違反しているサイトを徹底的に見つけ出すための有人監視部隊が存在しており、彼らによって昼夜問わず違反が見つけ出されます。彼ら監視部隊は有能なので、googleによる違反発見のスピードより、彼らによる24時間365日監視で違反を発見するスピードの方が速いのです。

つまり、

1 サイト管理者がポリシー違反をする
2 googleがポリシー違反を発見して何らかの処置をする
3 サイト管理者がポリシーに沿うようサイトを修正する

という通常の流れではなく、

1 サイト管理者がポリシー違反をする
2 2chの有人監視部隊による違反の発見
3 サイト管理者がポリシーに沿うようサイトを修正する
4 googleに発見される前にサイトを修正

という、違反が見つかる前に違反を修正できるフローにできるのです。監視部隊に発見されなかったら、最悪アカウント凍結レベルの重い処置がされていた可能性もあるので、彼らが先に発見してくれる事で、重い処置を免れる事ができるのです。正直いって無料で監視業務をしてくれる彼らって凄いなと思います。違反の監視スレッドには汚い言葉が並んではいますが、一生懸命違反を見つけてくれるので、実はツンデレなんじゃないでしょうか。「べ、べつにアンタのために見つけてあげてるんじゃないんだからねっ!!」的な。

実は以前監視部隊によって今回とは別の違反を事前に発見して貰い、googleに発見される前に回避できた事があるのです。しかも2回も。彼らには本当に感謝してます。こんな凄い仕事ができるのだから、いっそgoogle社のadsenseの監視部隊に転職してもいいのでは?と思いますね。

雑感

PCばかりでモバイルのポリシーが疎かになりがちなので、モバイルは特に要注意です。

PC版もマウスオーバーするとメニューが展開されて、そのメニューが広告を隠してしまったり、レスポンシブの影響で広告が見きれてしまう等の、ちょっと見つけにくいポリシー違反があるので、引き続き注意が必要ですね。