文系プログラマによるTIPSブログ

文系プログラマ脳の私が開発現場で学んだ事やプログラミングのTIPSをまとめています。

バリスタが故障しても諦めない!実体験から見つけた解決策を教えます!

梅雨時なんてよく固まってコーヒー粉が出てこなかったりするんですよね〜
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最近コンビニはコーヒーに力をいれていますね。例えばセブンイレブンのseven cafeなんかがそれにあたります。↓コレです

ここまでとは言わないけど家で楽してインスタントコーヒー飲みたいな、という方にぴたりなのが、ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタです。

しかしこのバリスタ、結構動かなくなったりコーヒーの出が悪くなるのです。少し動作がおかしくなっても諦めないで下さい。大抵直ります割りと簡単に直す事ができるので、安心して下さい!!大部分が以下の対応だけで直ります!!

  • 開ける!
  • 洗う!
  • 位置を戻す!

ではありがちなケースを元に、対応方法を見て行きましょう。ちなみにこの記事は実体験を元にした記事です。ノンフィクションです。

メニュー部分が点滅して時計回りになる

非常によく見るケースです。特に、タンクに水が入っているのに点滅するケースです。この状態になってしまう原因は、水が入っているのに水位計が沈んでいるのが原因です。

まずどの状態が正常で、どの状態が異常なのかを確認します。

タンクの水位計が正常な状態

以下が正常です。
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タンクの水位計が異常な状態

続いて異常な状態です。これが点滅ぐるぐる状態の原因です。
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この状態の場合、バリスタは水が入っていないと認識しているのです。

対応

タンクに水を注ぐ時に水位計が沈んだままなのが悪いので、水位計を浮かせた状態で水を注ぐのです。つまり↓こういうことです。
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水位計が浮いた状態のまま横に傾けて水を注ぐのです。水位計が浸かるぐらい水が入ったらもう縦向きにして大丈夫です。水を注ぎ終えたら水位計が沈んでないか確認して下さい。

それでも水位計が浮かばない場合

水位計の故障の可能性があるので、交換して貰うか、いっその事2リットルのタンクを購入しましょう。

私は実際に水位計が浮かばない状態になってしまったので、これを期に2リットルタンクを購入しました。その結果、嘘のように水位計トラブルが無くなり、水補充の期間も長くなったし、価格もかなり安いので助かってます。

コーヒーが注がれない・注がれるのが遅い

メニューの点滅ぐるぐる状態は無いけど、妙にコーヒーが出にくくなっている状態です。動作的には正常ですが、コーヒーの出る量が異様に少ない、なんかやけにコーヒーが注ぎ終わるまでが遅いケースです。コーヒーカップでドロワー下部をコンコン叩くとドバっとコーヒーが出る場合はこのケースです

こうなる原因は簡単で、単に汚れて詰まっているだけです。

では早速掃除しましょう。

まずは掃除する部分を取り外します。
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続いて撹拌(かくはん)部分のフィルター(網)の部分を取り外します。
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まずはこの撹拌部部の網を洗いましょう。

続いて注ぎ口を洗います。まずはキャップ部分を取り外します。
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こんな感じでパチっとキャップ部分が外せるので外します。この状態で注ぎ口を見ると、小さな穴がいくつか開いているのが確認できます。この穴の部分に固まったコーヒー等が詰まると、コーヒーの出が悪くなります

ここをお湯で詰まったコーヒーを溶かすように洗います
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注ぎ口を覗きこんで光が通るくらい洗えばOKです。これでコーヒーの出が悪い状態は改善できます。

お湯しか出てこない

コーヒーの粉が入っているのに、お湯しか出てこない!といった場合はこのケースが考えられます。コーヒーカプセルのコーヒー排出口部分に水分を含んだコーヒー粉が固まってしまい、コーヒー粉が送出されずにお湯だけでコーヒーを作ろうとしてしまい、こういう状態になっています。

私は実際にこの現象を何度か経験し、お湯と少量の牛乳が薄まっただけの牛乳水ができてしまい、悲しい思いをしました。

では早速対応してみます。まずはコーヒーカプセルを外し、下画像のように裏返して下さい。
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OPEN、CLOSEと書いてあり、それぞれ矢印がありますね。今回この部分を外して洗浄するので、OPEN、つまり時計回りに回します。画像のように、穴が開いている部分に指をかけ、時計回りに回すとパカっと取れます。

続いて問題のコーヒーが固まって詰まりやすい部分です。
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中央の穴の部分や側面のコーヒー排出口の辺りにコーヒーが固まっている場合があります。コーヒーの塊がある事が確認できた場合、一旦カプセル内のコーヒーを退避させ、カプセルを空にします。その後カプセルをお湯で洗い、固まったコーヒーを全部溶かすように洗浄して下さい。これでカプセル部分の詰まりは解消されます。

私がこの現象に遭遇した時は、梅雨の時に2ヶ月くらいバリスタを使わなかった時に起きました。湿気でコーヒー排出口の部分にコーヒーが溶けてビッシリコーヒーの塊ができていてびっくりしました。。

ウィーンとなったまま動かなくなる

メニューの点滅も無く、掃除もしている、しかしボタンを押した後に、ウィーンとなったままそのまま動かなくなるケースです。この状態になると、ドロワー部分が取り外せなくなります。引っ張っても取れないので、引っ張らないで下さいね。はっきりした原因は解ってませんが、内部の汚れが原因で内部の動きが悪くなって途中で止まってしまうのかもしれません。

この現象にも対応策はあります。
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上部の蓋とカプセルを取り出すとこうなりますね。そして画像のような穴の位置が正常な状態です。もしこの配置になっていない場合、自力で直せます

この穴の部分を手にかけてググっと時計回りにまわしてみて下さい。回せます。かなり力を入れないと動きませんが、壊れないので慎重に正常な配置になるまで回します。正常な配置になったらコーヒーカプセルを戻し、コーヒーを注いでみて下さい。これで大抵正しく動くようになります。もしそれでも直らない場合、前述のように内部を掃除するといいかと思います。

総評

バリスタは電源オンしてボタンを押して待つだけでインスタントコーヒーができる優れものです。しかし、機械なのでやはりメンテナンスが必要です。メンテナンスといっても掃除の仕方は簡単なので、壊れた!と諦めずに、水位計の調整と掃除をしてバリスタを使い続けてあげて下さい!