最近「◯◯の記事を読んだ感想」系の記事ばかり書いてすみません。(ネタ切れ御免)
今回のお題は「macのトラックパッド」です。
こちらの記事を読んで、やっぱmacのトラックパッドは異次元だよね、と私も思ってます。
この記事に沢山はてブがついていて、そのコメント中に「あのデバイスはこうだ!」「あのデバイスはああだ!」という意見が散見していて、かなり白熱していた感じなので、それぞれのデバイスの特徴等をまとめてみたいと思います。
本題の前に、まずは私のPCの使用経歴をざっくり紹介します。
treeのPC・MACの経歴
- Win95:2ボタンマウス
- Win98:2ボタンマウス
- Win2000:2ボタン+ホイールマウス
- WinXP:ケンジントンのExpertMouse OpticalBlack(トラックボール)
- WinVista:ケンジントンのExpertMouse OpticalBlack(トラックボール)
ここで私のWindows生活は終了です。ここからはmac。初macがいきなりMacProです。
- Mac Pro (Early 2008):ロジクールの電池が1年持つホイール無線マウス
- Mac Mini2011:Magic Mouse
- Mac Mini2012:Magic Trackpad
- 初代Macbook Pro Retina:一体型のMagic Trackpad
大まかにこんな感じです。
今はマウスは全部捨てて、全てがMagic Trackpadになりました。
ちなみにWindows時代に使っていたケンジントンのトラックボールは↓これです。

ケンジントン Expert Mouse Optical USB Trackball for PC or Mac 64325【並行輸入品】
- 出版社/メーカー: Kensington
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
tree的デバイス特徴考察
トラックパッド
スワイプ・スクロール特化型デバイス。

- 出版社/メーカー: アップル
- 発売日: 2010/07/29
- メディア: Personal Computers
- 購入: 17人 クリック: 389回
- この商品を含むブログ (111件) を見る
メリット
- スワイプ操作ができる。
- 本体付属のトラックパッドの場合はマウスのように本体とは別に場所を取らない。
- マウスパッドが不要。エアーパッドプロ等は不要です。
- macの場合はスワイプはOSに機能に直結したものなので安心安全安定。winはドライバに依存。
デメリット
- ドラッグ操作は苦手。トラックパッドのデバイス上の狭い範囲までしかドラッグ不能。
- 右クリックするのに指二本で行う必要がある。
- 本体付属のトラックパッドが故障すると本体を持ってジーニアスバーに直行する必要がある。
向いている作業
- ブラウジング。
- ドラッグ操作が少ない作業全般。
- スワイプ操作をすると快適になる作業。
向いていない作業
- ドラッグ操作が多い作業。
マウス
クリック特化型デバイス。

- 出版社/メーカー: ロジクール
- 発売日: 2013/08/02
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
メリット
- 長い歴史を持つので誰でも直感的に操作できる。
- クリック操作はデバイス中で最も楽。
- ドラッグ操作が楽。
- 右クリックが1ボタンで行える。
デメリット
- スワイプ操作ができない。
- マウスを物理的に動かすので、定期的に元の位置に戻す必要がある。
- キーボードの左右に物理的に場所を取る。
- マウスパッドが無いと滑りが悪かったり、底面やデスクに傷がつく可能性有り。
- キーボードとマウスの位置が物理的に離れるので、手の移動量が増える。
- 底面にホコリが蓄積されるので、たまに底面の掃除が必要。
- ドラッグ操作は、無線なら無線が届く範囲、有線ならコードの長さ、又はデスクの広さに限定される。
向いている作業
- 短い間隔でダブルクリックを多用する作業。
向いていない作業
- スワイプ操作が要求される作業。
- キーボードとマウスを行ったり来たりする事が多い作業。
トラックボール
カーソル移動・ドラッグ操作特化型デバイス。

ケンジントン 【正規品・5年保証付き 日本語パッケージ】 SlimBlade Trackball 72327JP
- 出版社/メーカー: ケンジントン
- 発売日: 2011/04/01
- メディア: Personal Computers
- 購入: 2人 クリック: 31回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
メリット
- ドラッグ操作が最高に楽。ドラッグ範囲に制限が無いので無限にドラッグ可能。
- マウスのように物理的にデバイス移動をしなくて済む。
デメリット
- スワイプ操作ができない。
- キーボードの左右に物理的に場所を取る。
- デバイスの大きさがマウスより大きい。
- キーボードとトラックボールの位置が物理的に離れるので、手の移動量が増える。
- 手汗をかく人はボールに汗が付き、ボールが上手く回らなくなる。
向いている作業
- ドラッグ操作が多い作業。
向いていない作業
- スワイプ操作が要求される作業。
- キーボードとマウスを行ったり来たりする事が多い作業。
トラックポイント
ホームポジション特化型デバイス。
主にThinkPadのトラックポイントを指しています。

レノボ・ジャパン ThinkPad トラックポイント・キーボード - 日本語 0B47208
- 出版社/メーカー: レノボ・ジャパン
- 発売日: 2013/06/25
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログ (3件) を見る
メリット
- ホームポジションを崩さなくていい。
- 物理的にデバイスの場所を取らない。デバイス中最も場所を取らない。
デメリット
- スワイプ操作ができない。
- 結構強くグリグリしないと反応しない。
- グリグリしただけじゃスクロールしないので、一々スクロールバーをクリックする必要有り。
- トラックポイント対応ハードウェアが極端に少ない。
向いている作業
- ホームポジションから手を動かしたくない作業。
向いていない作業
- スクロールが多い作業。
キーボード操作
最速の操作ができるデバイス。

東プレ キーボード REALFORCE91UBK-S テンキーレス日本語配列カナなし USB 有線接続 静音タイプ 静電容量無接点方式 変荷重 ブラック NG01BS
- 出版社/メーカー: 東プレ
- 発売日: 2010/08/05
- メディア: Personal Computers
- 購入: 7人 クリック: 128回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
メリット
- ( `・ω・´) 操作スピードが最速!速すぎて見えない・・・!!!
- ( `・ω・´) ホームポジションから手が動かないので手の移動が無い!!!
- ( `・ω・´) 上級者気分を存分に味わえる!!!
デメリット
- ( ´;ω;`) ショートカットが割り当てられない操作は何もできない・・・
- ( ´;ω;`) ショートカット覚えないと何もできない・・・・
- ( ´;ω;`) キーボードの消耗スピードが速い・・・
向いている作業
- ( `・ω・´) あらゆる作業!!!
向いていない作業
- ( ´;ω;`) マウス操作を強要される作業全部・・・
それぞれのデバイスを使ってみて
トラックパッド
個人的に最も使うデバイスです。最新OSの機能をフル活用できます。
ドラッグ操作が少なければ文句無しにおすすめです。
しかしwindowsのトラックパッドはゴミが多いので要注意。
自宅でするような作業はトラックパッド一択かなと思います。
Microsoft Office程度のドラッグ操作なら、トラックパッドでも余裕。
マウス
シングルクリックはあまり差は出ませんが、ダブルクリックはデバイス中圧倒的に楽です。
クリック以外の操作は平均点くらいの成績な感じなので、無難な操作しかできません。
私がマウスを使って一番嫌な事は、マウスを物理的に移動するので、定期的にマウスのホームポジションに戻す作業が嫌でした。それがあるから、マウスを使っている人は皆「カツッ!カツッ!」と元に戻す音を響かせてませんか?あれは醜悪な動作ですよね・・・
トラックボール
個人的な事ですが、私は手汗がかなり酷く、トラックボールが汗まみれになって全然ボールが回らず、大変困ってました・・・
ドラッグ操作については文句無しに最強です。
CADや3DCGや動画等のグラッフィク系はトラックボール一択でしょうかね。
トラックポイント
なんか操作感がやたら固くないですかアレ?
会社のVPN専用PCがThinkPadなんですが、操作感が固いので使ってません。。。
ブラウザ等のスクロールが原始的なので、スクロールが面倒です。
キーボード操作
最 強
なんですが、最強と最弱の両方を持ち合わせています。
ショートカットキーが無い操作には無力で最弱です。
乗りこなせるとさ最強なんだけど、乗りこなせる人は少ない暴れ馬、みたいな感じですね。
プログラマなら黙ってキーボード操作一択で。
treeのディスプレイ・デスクトップ運用
おおむねよいけどデスクトップを切り替えて作業するやつは作業が遅い
冒頭の記事でこのようなコメントがあったので、私のデスクトップ切り替え運用等について書いてみます。
macbook air + 24インチ外部ディスプレイのデュアルディスプレイで仕事していて、以下のように運用しています。
24インチ外部ディスプレイ
こっちはデスクトップ数は1個で運用してます。
デスクトップ1 | カレンダー、iTerm2(sshでリモート作業用)、office(excelとか) |
---|
macbook air側
デスクトップ1 | ブラウザ(メーラーはweb版gmail) |
---|---|
デスクトップ2 | eclipse専用デスクトップ。常に全画面表示。 |
デスクトップ3 | XtraFinder専用デスクトップ。常に全画面表示。 |
全デスクトップ | SublimeText3、iTerm2(ローカル作業用) |
こんな感じで各ディスプレイとデスクトップを使ってます。
多分コメント主はアプリ起動数がかなり少ない方なのかな?と思います。アプリ数が多いとCommand + tabでのアプリ切り替えは表示されるアプリ数が多すぎて、逆に切り替えに時間かかりませんかね?
私の各ウインドウとデスクトップの分け方のポリシーは以下のようになっています。
- デカイ方のディスプレイには常時画面に見えて欲しいものや、横に長いアプリを置く。
- デスクトップ1〜3は、各デスクトップで用途を迷わないように固定化する。分け方は使用頻度によって分ける(1は一番使う、2は次に使う。3は一番使わない)。
- 全デスクトップに表示するものはどのデスクトップとも関連しているアプリを置く。
というシンプルなものです。どこに何を置くかを明確に固定しているから、Control + 数字で一瞬で切り替えできます。
Command + tab については使ってますが、アプリの切り替えの用途としてではなく、目的のアプリにフォーカスをあわせるために使っています。例えば、
- エディタで修正して保存する
- Command + tabで目的のアプリにフォーカスを移す(例えばブラウザとか)
- ブラウザで修正を確認
という感じです。こうすると外部ディスプレイであってもカーソルを動かす事なくフォーカスを合わせる事ができるのです。私的にはこの運用方法はかなりいい感じだと思ってます。
雑感
結局それぞれのデバイスには特化した作業があるので、マウスの方が!トラックパッドの方が!という意見はあまり的を得ておらず、「目的に応じて使い分ける」という一言に尽きるかと思います。
その中でも私は「トラックパッドの操作の平均点はかなり高く、万人におすすめできる優秀なデバイス」と思ってます。
そのトラックパッドにもドラッグ操作が苦手、という短所もちゃんとあるので、やはり用途に応じて使い分けましょう!!
ま、キーボード操作が最強ですけどね(キリッ
「マウス一択だろ」と。
treeさんが「用途によって使い分けろ」って言ってるだろ・・・
エロゲするのにトラックパッドなんか使えるか!!
言わせるなよ!
アッハイ・・・聞いてごめんなさい