職場で最も迷惑な行為のNo1は「独り言」の場合が多いようです。今回は会社での独り言が与える影響について考えてみます。
独り言についてはここにまとまっています。
この記事からは主に精神の不安定が原因で独り言が発せられる事が分かります。実際そうなのでしょう。
独り言にも、良い独り言と悪い独り言があるそうですが、当人にとってはそうでも、周りからすると良い独り言なんてありません。
職場での独り言
前述で「精神の不安定さ」が原因で独り言が発せられる事が分かりました。
では職場で精神が不安定になる時ってどんな時でしょうか?
- 転職後等、新たな環境になった時。
- 自分の思い通りにならないでモヤモヤ・イライラする時。
- 想定外の事が起こった時。
- ミスした時。
大体こんなところでしょうか。
ざっくり「うまくいかない事が起きた」という言葉に集約できそうですね。
うまくいなかい事が起きた時、私も「あっ!」とか思わず口走ってしまう事があります。これくらいなら皆発してしまうのでまあいいと思うのですが、問題なのはそれが延々と継続されてしまう場合です。
「これはどこになるのかな〜?」
「う〜〜〜ん?どういうことだ?あれ〜〜〜〜〜?」
「あ、これかも」
「あーーーっ!!!!!そういうことかっ!!!!!」
等、現在の状況を一人で延々と解説するような独り言のタイプは非常に危険です。
この独り言を聞いて、周りの人はこう考えるでしょう。
- その独り言、周りに聞いて欲しいの?
- その独り言に対して何かリアクションして欲しいの?
- その独り言は助けを求めているの?
- さっきからデカイ声でブツブツ煩せえんだよボケ!
- あ、この人もしかしてちょっとヤバイ系な人?
- お前はやばい薬でもキメてんのか?
- お前構ってちゃんなのか?うぜぇ・・・
と。
声を発する事で現状を再認識して精神のバランスを保とうとしているのは解ります。それで当人はバランスが保てるのかもしれません。しかし、あなたの周りのバランスが想像以上に崩れていく事を認識すべきなのです。
あなたが保つバランスより、あなたが壊すバランスの方が大きいのです。なんせ当人1に対して周りの人複数人なのですから。更に、声が大きい人の独り言の場合ヘタしたら数十人のバランスを崩壊させます。
声に出さずにバランスを保つためには
私の場合は以下の方法をとっています。
- 頭の中で言葉を発する。発しまくる。
- 紙に書く。
頭の中で声を発しようとするとたまにその声が漏れてしまい「あ」とか「う」とか言ってしまいますが、許容範囲でしょう(多分)。
私的には頭の中で声を発する方法よりも、紙に書く事を最もおすすめします。
PCのテキストエディタ等でもいいのですが、物理的に文字を書く行為自体が集中力を高めたり、不安な事から注意を逸らす事ができる行為だと思うので、物理的に書く方が脳への刺激になり易いでしょう。
紙に現在の状況と問題点を殴り書いてみる
- 今やっている事のゴールは何か。
- 今起きている問題は何か。
- どうすればその問題が解決できそうか。
- 自力で解決しそうにないなら、誰に聞けば解決しそうか。
を書きます。書くことではっきりと現状が認識できます。
箇条書きも良いですが、マインドマップを書いてみるのもいいと思います。
マインドマップというのはこんな感じです↓
前述の通り、ツール使ってやってもいいですが、物理的にメモ帳に殴り書きたいですね。
職場では良い独り言など存在しない事を意識する
独り言で周りのバランスを崩壊させると、その人の立場は無くなり、ほぼ間違いなく窮地にたたされます。場合によっては解雇や左遷等、飛ばされてしまう可能性もあるでしょう。周りに実害を与えているのだから、相応の処分が下される事を覚悟すべきです。
自宅では私もニコニコ動画を見ながらツッコミ入れたり独り言を発しているので、思う存分自宅で独り言を発して下さい。
しかし職場ではNGです。
まずは、自分が周りに実害を与えている事を認める事から始め、それを意識してから前述した紙に書くことで状況を整理してバランスを保つといいと思います。
雑感
やはりというか当然なのかもしれませんが、独り言が多い人は能力的に問題がある人がほとんどです。
能力が低いが故に、独り言を発する以外にバランスを保つ方法が解らない、そして周りに実害を与えてしまい、最終的に自分に不利益がふりかかる、そして更に独り言が増える、という最悪な負のスパイラルに陥ります。
この負のスパイラルに陥っている現状を認識し、意識して改善していく方法を模索するといいでしょう。こういう問題は「認める」事と「意識する」事が重要だと思うので、素直になるといいかと思います。
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